転職エージェントはやめとけと言われる最大の理由【20代の転職】

「求人サイトに登録したら、転職エージェントから電話が来た」
「企業の求人に応募したら、企業の採用担当者ではなく、転職エージェントから電話が来た」
皆さんはこんな経験ありませんか?
特に20代で初めての転職だと「転職エージェントを使って仕事を探して良いのか」「他にはどんな仕事探しの方法があるのか」といった悩みはつきものです。
ネット上には「転職エージェントはやめとけ」「転職エージェントは使うな。頼りにならない」といったネガティブな声も目にします。こうした情報を見れば、エージェント利用にためらう方もいるでしょう。
しかし、転職エージェントにはメリットもあります。
特に初めて転職をする20代の方にとっては、仕事探しに役に立つアドバイスをもらえたり、サポートが受けられたりすることもあります。
本記事では 「なぜ『転職エージェントはやめとけ』と言われるのか」 という理由や背景を解説し、20代の転職初心者が後悔しないための対策を紹介します。
「20代 転職」「初めての転職」で悩むあなたの疑問に答えつつ、最後には新しい選択肢として入社祝い金付きの求人サイト「ジョインボーナス」についても触れます。
ぜひ最後まで読んで、賢い転職活動の参考にしてください。
転職エージェントの仕組みと20代にありがちな失敗パターン
転職エージェントの仕組
まず、転職エージェントがどういう仕組みで動いているのか知っておきましょう。
転職エージェントは、求職者(あなた)には無料でサービスを提供し、採用したい企業側から入社の成功報酬として人材紹介料をもらうビジネスモデルになっています。

具体的には、エージェント経由であなたが企業に入社すると企業からエージェントに成功報酬として人材紹介料が支払われます。
一般的には中途入社の場合は年収の35%の紹介料が設定されていることが多いです。
例えば、年収400万円で入社した場合、400万円×35%=140万円が、あなたを採用した企業から転職エージェントに支払われます。
一方、あなたが転職をやめたり、他の方法で転職してしまうと報酬はゼロです。
このため、一部のエージェントは自社の利益のために求職者を急かしたり、強引に転職を勧めるケースがあると言われます。
エージェントのキャリアアドバイザーにノルマが課されている場合、目標達成のプレッシャーから強引な対応になることもあるようです。
こうした仕組みを背景に、20代の初めての転職で起こりがちな失敗パターンがいくつか報告されています。以下によくあるケースをまとめました。
転職エージェントを使った場合に起こりがちな5つの失敗パターン
なぜ「転職エージェントはやめとけ」という声があるのか、それを起こりがちな4つの失敗パターンをあげながら見ていきましょう。
1. 希望とズレた求人ばかりを紹介される
エージェントから提示される求人が、自分の希望条件や興味と大きくかけ離れているケースです。「次から次へと案件を紹介してくれるけど、はじめに伝えた希望が考慮されていない…」と感じたら要注意です。
実際、株式会社スタジオテイルが転職エージェントを使用した100名に対して行った調査では「希望と違う求人ばかり紹介された」ことをエージェント選び失敗の理由に挙げた人が56%にも上りました。20代男性の体験談でも、「ITエンジニア職ばかり薦められ、自分の希望職種が少なかった」という声があり、別のエージェントに乗り換えたケースがあります。
エージェントによっては、自社が持つ求人案件に誘導するあまり求人内容が偏ることもあります。
2. 自分の意思を無視して話を進められる
エージェントに登録後、自分のペースで進めたいと思っていたのに、了承していない企業に勝手に応募されてしまったという事例もあります。これは極端なケースですが、「あなたにピッタリの求人がある」と半ば強引に応募を促されたり、断っているのに何度も勧められるといった話もあります。エージェント都合の企業に人材を押し込もうとするあまり、求職者の大切な意思決定をないがしろにするケースです。
その理由は、転職エージェントは企業から預かっている求人しか求職者には勧められないからです。
そのため、求職者の希望よりも紹介手数料が発生する求人とのマッチングが優先される場合もあります。
3. 提示された求人の条件が今よりも悪い
「『キャリアアップしたい』と相談したのに、現在より年収が下がるポジションばかり勧められた」という失敗談もあります。
エージェントから「まずは入社することが大事」などと説得され、希望とは違う低条件の転職を了承してしまった結果、転職後に「生活水準が下がり後悔した」という事例もあります。
エージェントを通して年収アップの交渉をしてもらえるケースもありますが、キャリアアップできるかどうかは求職者の経験やスキルとその求人の業種・職種のマッチング次第です。
必ずしも「エージェントに頼めば今よりも条件の良い求人を紹介してくれる」というわけではない点は注意しましょう。
4. 連絡が多すぎる
前述の株式会社スタジオテイルが転職エージェントを使用した100名に対して行った調査では「連絡が多く、やり取りが面倒になった」という不満が多く挙げられています。
転職時には日程調整や選考結果の連絡等を中心に、多くのコミュニケーションが発生します。
特に働きながら転職活動をし、複数企業に同時に応募した場合はかなり忙しくなります。
「エージェントに任せれば企業側とのやりとりを代行してくれる」と思う方もいるかもしれませんが、実際には「企業と直接やりとりをする頻度は減る分、転職エージェントとのコミュニケーションは増える」と思っておいた方が良いでしょう。
転職エージェントは、あなたの転職が決まらなかった場合や、あなたが他の手段で転職を決めてしまった場合は、企業からの成功報酬が受け取れません。
そのため、あなたの転職を自分が紹介した求人で決めるために、たくさんの連絡をしてくるわけですが、その頻度をどう考えるかは「あなたが本当に入社したいと思える企業を紹介されているか次第」でしょう。
5. 連絡が取れなくなった
「エージェントからの連絡が取れなくなった」と感じる人がいる一方で「エージェントに求人の紹介を依頼したものの面談依頼、連絡が来なくなった」というケースもあります。
エージェントの仕事は、自社が持っている求人と求職者のマッチングです。
そのため、求職者と面談して「この求職者への紹介は難しい」もしくは「紹介しても採用される可能性は低い」と判断された場合、エージェントはそれ以降の連絡をしてこなくなることもあります。
転職を急いでいる場合は、エージェントからの連絡を待つよりも、別の手段での仕事探しに切り替えた方が良いでしょう。
例えば、求人サイトや別のエージェントに登録することで、また新たな仕事が見つかる可能性もあります。
以上のように、エージェントの仕組み上起こり得るミスマッチやトラブルにより、「エージェントなんて使うんじゃなかった…」と感じる20代転職者もいるのが現実です。
転職エージェントの活用方法
ここまでは4つの失敗パターンをあげながら「転職エージェントやめとけ」と言われる理由を見てきました。
ただ、その一方で、「こんな人はエージェントを上手に活用すべき」というケースもあります。
転職エージェントの多くは、無料で利用することができます。
メリットを享受できるタイプの人は、エージェントを使わない手はありません。
まずはエージェントを活用した転職をした方が良い人をタイプ・状況別に見ていきましょう。
転職エージェントはこんな人にオススメ
1. 転職活動の進め方がわからない人
20代前半~半ばで初めて転職する人は、求人の探し方や応募書類の作成、面接対策など何かと戸惑うことが多いでしょう。
エージェントなら求人紹介だけでなく履歴書・職務経歴書の添削や面接指導まで手厚いサポートを受けられる場合があります。
「初めての転職活動で何をどうすればいいかわからない」人には強い味方になります。
2. 自己PRや応募書類に自信がない人
自分の経歴や強みをどうアピールすればいいか悩んでいる人にもエージェントは有益です。
「書類を書いても通過しない」という場合、プロの視点で改善アドバイスをもらえます。
実際に、20代で未経験職種に挑戦した男性が「エージェントが提案した条件に合う求人を探してくれ、履歴書作成から丁寧にサポートしてもらえた」と満足した例もあります。
3. 忙しくて転職活動の時間を確保しにくい人
働きながら転職活動をする人も多いでしょう。
「平日は残業続きで求人探しどころじゃない。休みはしっかり休んだり、遊んだりしたいから自分で仕事を探す時間がない」
そんな20代の方も多いのではないでしょうか。
忙しい人は、エージェントに希望を伝えておけば条件に合う求人を探して提案してくれるので効率的に仕事探しができます。書類や面接に不安がある人ほど、エージェントのサポートで実力以上の成果を出しやすいでしょう。
4. 非公開求人を紹介してほしい人
エージェントによっては、企業の採用サイトや一般的な求人サイトには掲載されていない求人を扱っている場合もあります。一般の求人サイトには出ていない好条件案件に出会えるチャンスがあるのは大きなメリットです。特に「現職より条件アップしたい」「レアな求人を狙いたい」という人は、非公開求人にアクセスできるエージェントを使う価値があります。
選択肢を広げたい人には有効でしょう。
5. 待遇交渉や入社日の調整を任せたい人
希望年収や入社日の交渉は、直接企業の採用担当者に自分では言い出しにくいと感じる人もいるでしょう。エージェントはあなたに代わって企業と交渉してくれるので、伝えにくい条件面もしっかり調整してもらえます。「言い出しづらい年収交渉もお任せできた」「内定後の条件交渉で希望が通った」という利用者の声もあります。待遇面で妥協したくない人こそ、プロの交渉力を借りるメリットは大きいでしょう。
これらに当てはまる人は、転職エージェントを上手に利用すれば大きなメリットがあります。
転職エージェントを使うメリットがデメリットになることも…
どの側面から見ても100%誰にとってもメリットがあるということはなかなかありません。
そのため、場合によっては、上に挙げたメリットのいくつかは、デメリットにもなり得るケースもあります。
その例をいくつか見ていきましょう。
メリット | メリットがデメリットになることも |
自己PRや応募書類に自信がない人 | エージェントにいくらサポートを受けても、ビジネスパーソンとしてのあなたの経歴やスキルがアップするわけではありません。 エージェントがアドバイスをしてくれるのはあくまで「あなたのアピールの仕方」です。 「エージェントにアドバイスしてもらったから大丈夫」と安心はしないようにしましょう。 また、エージェントが面接までつきっきりでサポートをしてくれるわけではありません。サポートを受けずに応募書類を1人で一生懸命考えたからこそできる面接での自己PRもあることは頭に入れておきましょう。 |
忙しくて転職活動の時間を確保しにくい人 | エージェントは、あなたの代わりに希望の仕事をピックアップしてくれたり、応募企業とのやりとりやスケジュール調整をしてくれることがあります。 一見転職に関係する手間をエージェントが請け負ってくれている感じもしますが、希望の仕事は求人サイトで検索もできますし、応募企業との直接のやりとりがない分、エージェントとのやりとりは増えます。 また、エージェントが自分が望むペースで転職活動を進めてくれるわけではない場合もあるため「エージェントに頼んだ方が忙しい。自分が仕事探しをしたいペースと合わない」と感じる人もいるでしょう。 |
待遇交渉や入社日の調整を任せたい人 | 自分では応募企業に直接言えないことを代わりにエージェントが交渉してくれるのをありがたいと感じる人もいるでしょう。 ただ、もし入社が決まれば、応募企業の担当者はあなたと一緒に働く可能性がある人です。選考中に直接企業の担当者とやりとりをする中で、企業やその社員の本当の姿見えることもあります。 また、待遇や入社日の希望は面接でも応募企業から確認されることもあります。そこで自分の意見を直接言わずに、エージェントを介してコミュニケーションを取ってしまうと、あなたに不信感を持つ企業担当者もいます。 |
転職エージェントとの上手な付き合い方
「20代の転職はエージェントを使うべきか?」の答えは、人によってYesにもNoにもなり得ます。大事なのは、メリット・デメリットを理解した上で自分に合った活用法を選ぶことです。
エージェントには良し悪しと同じくらい合うか合わないかもあります。
CMや広告でよく見る大手のエージェントは、エージェント数も多く、取り扱う求人数も多いです。ただ、そういったエージェントが必ずしもあなたに合うとはかぎりません。
小さな転職エージェントの方が親身になって相談に乗ってくれ、あなたに合った求人を丁寧に紹介してくれることもあります。
時間さえあれば、転職エージェントは一社に絞らず複数併用するのがオススメです。各社で紹介求人やサポートが異なるため、併用して比較することで視野が広がります。
また、担当者との相性が悪ければ、遠慮せず担当替えを依頼したり、他社に乗り換えましょう。
転職エージェントはあくまで「サービス」です。合わなければ利用者であるあなたに選択権があります。主体的に使いこなす姿勢が大切です。
転職エージェントはやめとけと言われる最大の理由
ここまで転職エージェントを使うメリットとデメリットの両面を見てきましたが、実は転職エージェントを使う最大のデメリットは「企業からエージェントに支払う紹介手数料の高さ」にあります。
前述のように、あなたが転職エージェントを通して企業に転職した場合、企業はエージェントの会社に年収×35%の紹介手数料を支払います。
特に20代でまだ目立った経歴もスキルもない場合は「この人を採用するために、この手数料を支払うのはちょっともったいないな…」と感じる企業や人事担当者が多いのも事実です。
もちろん中には「高い紹介手数料を支払っても採用したい!」を思える人もいるでしょう。
ただ、仮に同じ時期に経験・スキル・年齢がほぼ同じ応募者が他にもいた場合「どうせ採用するなら費用がかからない人材を採用しよう」と判断されてしまう場合もあるということは覚えておきましょう。

企業の採用担当者もあなたと同じ人間です。
あなたが買い物に行って「同じ味のラーメンなら安い方を選びたい」「同じデザインの服なら安い方を買いたい」と考えるのと同じように、同じような経験・スキル・年齢の求職者から応募があり、選考での評価も同じ場合は、採用にかける費用が少なくて良い応募者を採用することが多いでしょう。
20代の転職で自分に合った仕事を見つけるには?
「エージェントを使う・使わない」に関わらず、20代が初めての転職で後悔しないために押さえておきたいポイントがあります。
ここでは、キャリア選択のコツや転職活動全般のポイントとアドバイスを紹介します。
どの仕事の探し方でも大切な5つのポイント
転職エージェント、求人サイト、企業の採用サイト、ハローワーク、知人からの紹介等々。
仕事の探し方にはいろいろな方法があります。
しかし、次に紹介する5つはどの仕事の探し方をしても大切なポイントとなります。
1. 自分のキャリアの軸・優先順位を明確にする
まずは「自分はどんな仕事・働き方・環境を望んでいるのか」「なぜ転職をするのか」を言語化しましょう。20代は将来の方向性に迷う時期でもありますが、転職理由や叶えたい条件を書き出してみると、自分の軸が見えてきます。
「自分の希望を100%実現できる仕事や会社」を見つけるのは困難です。
転職活動をする中で、あきらめたり、妥協したりすることが必要な点が出てくることもあります。
あなたが転職を通して実現したいことは「年収アップなのか」「やりがいのある仕事がしたい」「ワークライフバランスを重視したいのか」…。
それらの優先順位をはっきりさせておくことが重要です。
キャリアの軸や優先順位が定まっていれば、エージェントから勧められた案件に迷った時も「自分にとって何が大事か」で判断できますし、面接で志望動機を聞かれたときもしっかり答えられるようになります。
逆に自分の中でキャリアの軸や優先順位があやふやなまま転職活動をしてしまうと、いくら良いエージェントに出会えたとしても、「エージェントに勧められるがままに転職したけど自分の希望とは違った」「前の職場の方が良かった。辞めるんじゃなかった…」なんてことにもなりかねません。
2. 企業研究と情報収集を徹底する
初めての転職では、つい目の前の求人票や転職エージェントのアドバイスだけで判断しがちですが、企業研究を怠らないことが大切です。
「社名を知っている大手だから安心」と飛びつくのではなく、その企業の評判や業績、社風まで調べましょう。社員口コミサイトやSNSでの情報発信、ニュース記事なども参考になります。
特にエージェント経由の場合、提示された情報だけではわからないことも多いので、自分でも調査をしましょう。「ブラック企業を見抜けず転職してしまった」という失敗は避けたいものです。20代だと企業を見る目が養われていないこともありますから、第三者の評判や客観的データにも目を通すようにしてください。
3. 転職理由は前向き、かつ具体的に整理する
「今の会社が嫌だから」といったネガティブ動機だけで転職しないように気をつけましょう。
「人間関係が悪いから逃げたい」「残業がきついから辞めたい」だけでは、次でも同じ失敗を繰り返す可能性があります。かわりに、「〇〇のスキルを伸ばしたい」「△△の経験を積んでキャリアアップしたい」など前向きな目標に置き換えて考えてみてください。
その方が求人選びの基準も明確になりますし、面接でも好印象です。転職はゴールではなく新しいスタートですから、長期的なキャリア視点で自分の将来像を描いてみましょう。
4. 周囲の意見は聞きつつも、最後は自分で決断する
エージェントや先輩の意見、家族や友人からのアドバイス等、転職ではいろいろな情報がいろいろな角度からあなたの目や耳に入ってくるでしょう。
客観的な意見を聞くこと自体はとても良いことです。
自分では気付かない長所を教えてもらえたり、業界に詳しい人から裏事情を聞けることもあります。
ただし、最終的にどの会社に行くかを決めるのはあなた自身です。他人の価値観に引きずられて後悔しないよう、自分の意思を大事にしてください。悩んだときは初心に立ち返り、「何のために転職するのか」を再確認しましょう。
転職した後にその会社で働くのは転職エージェントでも、家族でも友人でもなく、あなた自身です。最後は自分で決断をしましょう。
5. エージェント以外の方法も並行して活用する
20代の転職初心者ほど、エージェントだけに頼らず他の求人経路も使ってみることをオススメします。例えば、大手求人サイトや企業の採用ページ、ハローワーク、知人の紹介など、情報源は幅広く持ちましょう。エージェントで見つからなかった魅力的な求人が別ルートで見つかることもあります。また、場合によっては派遣や契約社員から正社員登用を狙うルートや、副業から転職に繋げる方法など、キャリアの築き方は一つではありません。いろいろ調べてみる中で「自分にはこのやり方が合っていそうだ」と思える手段が見つかるかもしれません。
ここまで挙げた5つのポイントを押さえておけば、初めての転職でも大きな失敗は避けやすくなります。20代はポテンシャル採用でチャンスも多い反面、社会経験が浅いため判断を誤りやすい時期です。慎重さと行動力のバランスを取りながら、ぜひ納得のいくキャリアチェンジを目指してください。
ぜんぶ入社祝い金ありの求人サイト「ジョインボーナス」という新しい選択肢
最後に、20代の転職初心者にぜひ知っておいてほしいサービスとして「ジョインボーナス」をご紹介します。ジョインボーナスは2025年に登場したばかりの新しい求人サイトで、なんと掲載されているすべての求人に入社祝い金(ジョインボーナス)があるのが特徴です。
特徴1. 掲載される求人はぜんぶ入社祝い金あり
ジョインボーナスの最大の特徴は掲載される求人にすべて入社祝い金があるということです。
「入社祝い金って何?怪しくない?」という方はぜひこちらの記事もお読みください。

日本で入社祝い金付き求人のみを扱うサービスは、2025年4月時点でジョインボーナスが唯一です。
2025年4月1日からは求人サイトや職業紹介事業者(いわゆる転職エージェント)が求職者に対して入社祝い金を支給することは法律で禁止されています。
ジョインボーナスに掲載されているのは「企業が入社した人に対して入社祝い金を支給する求人のみ」です(以下の画像参照)。

「企業がどうして入社祝い金なんて出せるの?」
そう不思議に思う人もいるかもしれません。
その背景には、近年企業の採用費用が高騰している現状があります。この記事でも紹介したように最近増えている転職エージェントのような人材紹介に依頼すると多額の紹介手数料を支払う必要があります。
ジョインボーナスは他の有料の求人サイトや人材紹介よりも企業が圧倒的に低コストで使用できるサービスです。
そのため、ジョインボーナスには「採用にかける費用を入社する人に還元したい」という企業の良質な求人が集まっています。
特徴2. 履歴書カンタン作成
ジョインボーナスを利用すると、スマホやパソコンで簡単に履歴書が作成できます。
転職活動に履歴書や職務経歴書はつきものですが、作成は手間がかかり、書き方に迷うことも多いでしょう。
ジョインボーナスではフォームに入力していくと簡単に履歴書や職務経歴書を作成することができ、PDFでのダウンロードも可能です。
また、1度履歴書を作成してしまえば、それを使ってジョインボーナスに掲載されている複数の求人に応募することもできますし、他のサービスを使って応募する際にジョインボーナスで作成した履歴書を使うこともできます。
「まずは履歴書や職務経歴書を作成するためだけに使用してみたい」
そんな理由からまずはジョインボーナスを使ってみても良いでしょう。
特徴3. 仕事仲間の声が聞ける
業種、職種、待遇ももちろん大切ですが「どんな人が働いている会社なんだろう?」と仕事仲間について知りたい人も多いのではないでしょうか。
仕事において人間関係はとても大切です。
ジョインボーナスでは求人の内容だけでなく、仕事仲間の声も見ることができます。
ぜひ仕事選びの参考にしてください。
20代の転職希望者がジョインボーナスを使うメリットとデメリット
転職をすると一時的に収入が途絶えたり、引っ越しやその他の準備で予期せぬ出費が発生することがあります。
また、そういった出費がない場合でも、通常の給与に加えてジョインボーナス(入社祝い金)がもらえるのは大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、入社祝い金を用意している企業は「それだけ採用に本気」であり、「人材を大切に迎えたい」という意思の表れとも考えられます。
特に初めての転職で不安な20代にとっては、企業から歓迎されていると感じられる求人であることは安心材料になるはずです。
もちろん、入社祝い金があるからといって油断は禁物ですが、ジョインボーナスに掲載されている求人は企業側も一定のコストを負担してあなたを迎える分、ミスマッチを減らそうという意識が高いと考えられます。
ジョインボーナスはまだ始まったばかりのサービスですので、求職者の登録者数も求人の掲載数も少ないのが現状です。
その点は大きなデメリットです。
ただ、次のような人には仕事探しの方法の選択肢の1つに加えて良いサービスだと言えるでしょう。
- 少しでもお得に仕事探しをしたい人
- 「採用コストを減らしてその分を社員に還元したい」と考える企業で働きたい人
- 履歴書を簡単に作りたい人
20代の皆さんにとって、転職エージェントは心強いサポーターになることもあります。
ただ、「ジョインボーナス」のようにインセンティブ付きの求人から選ぶという方法も、合理的で魅力的な選択肢ではないでしょうか。
最初の転職は不安も多いものです。だからこそ、こうした新しいサービスも上手に活用しながら、「自分に合った仕事」「納得できる転職」を叶えてください。
まとめ
転職エージェントに対して「やめとけ」と言われる理由を見てきましたが、結局のところ大切なのは 情報に踊らされず、自分に合った手段で主体的に転職活動をすることです。
エージェントのメリット・デメリットを理解したうえで賢く利用するも良し、使わずに自力で頑張るも良し。
20代の初めての転職は不安も大きいですが、裏を返せば伸びしろも可能性も大いにあります。
ぜひ様々なリソースを活用して、自分にとってベストなキャリアの一歩を踏み出してください。
ぜんぶ入社祝い金ありの「ジョインボーナス」など新しいサービスも取り入れつつ、あなたの転職が成功し、明るい未来へ繋がることを願っています。
頑張ってください!